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まだ宵の口と、賑々しい喧騒の商店街。
一件交番があり、警官でも民間人でもここには人の居た例しが無い。
”無人交番”の看板を眺め、まあ偽りはないわけだと納得して
その裏手にある店の前に立った。
入り口外に三つ、背の高い台が設えてある。
暑くなりだす時期、この手の居酒屋にはよく見られるものなのだが
お手元と灰受けのみ置いた簡素な立ち飲み場の人を惹きつける
力は中々大したものである。
しゃがんでいる頭に手拭い巻いた若いのが振り返った。
「中にも、お席ありますよ」
蚊取り線香の端にマッチを押し付けたのを手にしている。
声掛けのお返しに目当てのものがあるか訊くと威勢の良い返答をされた。
暖簾をくぐると、ご新規一名、奥のカウンターどうぞ、と通される。
間違いなく店内の客の目が一瞬自分に集まるのを感じたが”何時ものことだ”と
受け流し椅子に腰を下ろした。
「えーーー、お一人様で・・・?」
先ほどのとは違う、これ又若いのが念を押すかに上目遣いしてくる。
手渡された熱いお絞りで、いっそ顔まで拭いてしまいたいと思いつつ頷き
口を開いた。
「生中いっちょ。銘柄何?あ、キ●ン。OK OK。レバ刺をごま油と粗塩で
あとモツ煮込みとコンナムルー。牛カルビの串焼も!!」
以上が、昨日のあっしの晩酌内容っす。25分の間に生中とレバ刺もう一人前お代わりして
店を後にしやしたv.
(帰り際、表で立ち飲んでたおやっさん二人から「お疲れ!」と挨拶頂戴)
お通しの胡瓜と海老のキムチ漬がナイスでした。
母からは「半径500m以内でまず嫁の口はかかるまい」と諦められております。
ヌキ相手さえいれば嫁なんか行かんでもええっちゃが、と呟きつつ
(”俺のふんどしの味はどうだ”てなゲームのサンプルボイスに
興奮してる娘でごめんなさい・・)と胸中で謝っておきました。
やーー、あれ、良いですね!!>私信
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