昨日ひっさびさの久々に髪切りに行ったのでついでに代官山のスキスキ珈琲店へ
行き、シックな女性ぶってみたハルキです(わらわないで~)
まだ2回目なんで「お気に入り」とかいうのもおこがましいのですが、珈琲仕事の時
(目覚まし)以外では飲まないあっしが胸熱くし再訪するお店でして、いんやこれが
あーた、美味いのよぉ!
レトロちゅうか小津映画なぞにまんま使えそうな店内、現役のチクタク時計に
手書きの和紙メニューが壁に貼られ。骨董店とも間違えそうな道具立てと
抑えた照明のもと供される珈琲。お飲み物はあくまで珈琲なのです。
引き戸にことわってあるように登場するまで時間のいる逸品でして(この日は20分くらい)
柳生パパ本読みながら宵待ちの、そうしてご店主のお持ちくだすった
苦め(フレンチロースト)のブラックはまず眼を伏せ香りを頂戴します。
お昼抜きだったので一緒に頼んだハチミツバタートーストは
さくらんぼの蜂蜜使用。計900円をテーブルでお支払いし、いざ堪能・・・
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ美味い!!!珈琲!!苦いよ、珈琲だもん苦いさ。でも後味が
ぜんっぜん悪くないのさ、お抹茶とかと共通の清々しさですぜ旦那!(シック崩壊)
んでハチミツバタートーストちゃんが垂れるくらいたっぷりのバターと蜂蜜・・
うへへへへへへへへ(向後絶対シックとか口にするなよ)
ウマウマと口に運ぶ食欲怪獣、しかして満杯の店内に新たな来訪者・・・
「結構待ちますよ」とのご店主の問いにお一人様の男性は「どれくらいかかりますか」
とたずねます。「うーん」と唸った決して今いるお客さんをせかさぬお人の声が
答えるより早く
「あ、あと3分!これいただいたら出ますけん!」(何故九州弁・・)
口にトースト入れたまんまモショモショ叫ぶ31歳ありき・・・いかん、いつもの
立ち食い・立ち飲みのノリが!!(シックって辞書でひきなおしてこい)
ええとです、美味いもんと妙なる空間は皆で味わうもんなのです。
もうちょいゆっくりしたかったあっしの早々の退出は誠実なお仕事をなさっとらす
ご店主への敬意なのでした。お、これも粋(シック)の部類に入るか?
よくお友達のマダムと「高くて美味しいは当たり前なのよ」を合言葉にしとりますが
納得の設定で価格以上の心意気を見せてくださるお店ちゅうのこそが
ホンモンな気がします。
「猿楽珈琲」という名のお店です。代官山訪れることおありの方は是非どうぞv
いかん1mmも歴史のことに日記で触れてない!いやあと3話ある重遠さんの
酒場話の設定にあの珈琲店使えそうだなとか!
現代Ver.のマスターの私服はVネックの紺地の麻混セーターにスラックスで
フチなし眼鏡、何故か煙管使用だといいとか妄想してたのです。
建築家のイメージ間違ってるなぁ(笑)
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