昨日会社の前・社長さん(今は欧州本社の嘱託)からのお電話をたまたまとり
ご挨拶しようとしたら「大変な中よく毎日現場の物流を動かしてくれているね」と
先んじて「本当にありがとう」と御礼を言われました。
いやここ普通に
号泣するとこだろう。
仕事ですからー、とか給料もらってますもん、とかそんなこと言う前にオトコ泣き。
現在「もっと大変な被災地域の方にくらべればこっちは何でもない」と関東で生活
してる方々も多いでしょう。長野も静岡もなー
23区なんか一部以外停電ほとんど無いから更に「日常」と
看做されがちですが、しかし程度の差は無論あっても皆様やはり今回の件で
「被災」はしていると思うのです。3.11当日の揺れの恐怖・交通一切ストップを皮切りに
余震の中船酔い状態にもう慣れきって、震災以来点けてるラジオの地震速報に恐々
しつつ仕事はこなしてく。間引き運転も揺れを警戒してよく止まる電車も商店舗に
望みの品が無くても、もうそれも当たり前。その分一個でも多く被災地に送ります
との店側と消費者の暗黙の共闘。
放射線も放射性物質も個人的にはまだまだ恐るるに足らずとしてますが、お子さん
居る方や気になる方にはこれもすごいストレスだろう。
なかで、東京はすっかり日常だろうとの楽観で仕事・日常で非被災地域からかけられた
言葉や態度は意図では無くてもいつもよりかなりキツく感じます。
自分が器小さいだけなんでしょうが怒るのも疲れてた頃にそんな前社長さんの言葉です。
そりゃ泣くわ。
で、東京なんかよりもっと大変な目にあってる知人友人を思い出せば、そんな状況なのに
かえってこっちを気遣ってくれていたと。あー自分が恥ずかしいウワーモー!!
お付き合いのある被災地域のサイトさんを訪問しても、物理的より精神的に辛くてしばらく
休養をことわり入れてる方も結構数いらっしゃいます。根っから単純阿呆な私ですら参ってる
現状ですから無理もない。
が、この経験のおかげで今なお余震続きまたは原発の人災にさらされてる、更に深刻な
被災地の方々の為何かできることは無いか・日々考えて一挙手でもわきまえて生活
しようと、そう思える下地が出来たと自分では考えてます。
何しろ阿呆なので、わずかでも近しいおもいしないと痛感しない阿呆なので
そういえばこないだもスカートめくれてパンツ見せ状態の中仕事してたわ33歳・・・
と、考え至った時ふと思い出したのは前・社長さん、彼の人は長年の神戸在住
阪神大震災の経験者であったと・・・
なるだけマシな人間になれるよう、が、頑張る!分かりあえない相手にだって同じ目に
遭ってほしいわけでは絶対にないのですよ(だから泣くな)
もしお読みくださった方がいらしたら、愚痴愚痴と失礼しましたー
しかしこうして書くことで「怒り・不満・いちゃもん・苛立ち」の先にある出口への道筋が
ちょっとつきました。何よりスッキリした(笑)
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