奇をてらわずしての巧みな文、無情なまでの静謐を淡々と、かと思えば一転
激情へといとも容易く繋げる筆致。
一切の感傷も陳腐な言葉も許さぬからこそ活きる登場人物の哀惜・・・
ピローブックにショーロホフ(:他人の血)を選んだのは大間違いだったと
昨晩嘆いとったハルキです(阿呆)。はー失敗だ~失敗だ~♪
悠久なるロシアの大地のバカ。
※ロシア悪くない。
ショーロホフ自身がコッサクの血入ってるので短編でもフンダーンにコサック描写
に溢れていてそれはそれでオーライなのですが。しかしよくこんな軍歌に
『我ら行き、
斬り、刺し、殺さん!』なんてぇ歌詞盛り込む恐ろしい戦闘集団に
勝てたな秋山兄よ・・・
いくさ歌は戦場で士気を高めるのにもよう役立つごたんですな、てのは
T島社から出てる軍歌特集の本読んでから具体的に知ったのですが
これに載ってる抜刀隊の歌は、敵(大西郷)を讃えつつ「俺らもヤるけん!」と
盛り上げるちょっと珍しいパターンのものだ、とも書いてありました。
せっかくCD付いてるのにまだ聴いてない(買ったの3年以上前なのに・・)。
だもんで、あっしが仕事しつつ日常歌うのはWW2モノの切れっぱしです。
かって~かえると~いさ~ましく~
♪~
※やめてくださいド音痴が※
祖父が歌ってるの耳にして一部しか覚えてないんだよな(笑)
西南時は4月14日、山川が別2の選抜中隊率いて熊本城連絡に突っ込んだ折
おそらくは船頭の謡う「エンチキドッコイ」の遣り声が似ているということで
=「剣突鉄砲(ケンツキテッポウ)」を掛け声にし盛り上げ城まで突っ走ったとの
描写を読み、さすが気合いと迫力を士気に還元するにたけた男だと喜悦したものです。
山川へは「智将」との称賛も多々耳にしますが、本質は山地なんかと同じ
当人の
根性と気概と迫力で
不可能を可能に変える将だよなー・・・好きだーー!!
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