■総評:え、これって
ホモの話だろ!?
※粗スジ※
舞台は長崎。ヤクザもんの男たちが出入りする家で育った兄弟の話。
幼い頃から暴力と性の渦中にありながら二人はそれぞれ男たちとは
違った人間に成長してゆく・・・
■て帯に書いてあった。昭和40年代くらいの話かね。短編が連作形式で
収録されてます。
■「熱を放つ男たちの肌」とか。アオリ文句の時点でホモっぽい。
■1話~年代順に、兄の恋した男達の話。(いや本気で)
■冒頭が主人公である兄の初恋(・・・)の男のヤクザの青年のチ@コ自慢・・
■そして1話目でその男にチ@コ握らされる主人公。(小1くらい)
■確かその場に小学校の同級の女の子もいるが存在忘れそうだ。
■それにしても、おなごの影が薄い。存在感は兄弟の祖母ぐらいだ。
■対して男達の描写のツヤっぽいこと。
■大体男の肌が白くて刺青が美しい、なんてわざわざ普通書くか。
■刺青描写に弱いあっし。
■その家の離れがキーポイントなんだが、前の持ち主の主人公の叔父
(故人)もどうやらホモだ。
■そして主人公と叔父はよく似てるらしいことが徐々にわかるし。
■小学校高学年になって出会った従姉の恋人に初恋の男の面影を見る
主人公。
■その男に色気を感じてる主人公・・・
■この頃からあっしも突っ込みようがなくなってきた。
■もうホモ話でいいよそういことにするよ
■中学の同級生(男子)に如何ともしがたい感情を持ち
■ついに抱きついちゃったりする主人公・・・ああああ!!
■その後ジャーン、初恋の男が再登場したりとか。
■主人公視点の最終話では自分たち捨ててった母との確執と和解
■かと思いきや初恋の男への追悼だった・・(既にあっし爆笑おさまらず)
■巻末だけ弟視点。
■ラストはカタストロフィー形式。
荒々しい男臭い話が読みたいと思ってただけで、ホモ臭いのは全く
期待してなかっただけに撃沈しました。や、ホモつったって直接的
表現は皆無ですが、行間に妄想でなく「あーそういうことか」と
読むことが出来てしまう、そんな作品です。(どんな作品だよ)
主人公はホモだったらしい叔父にも似てるが母にもそっくりで
んで母は彼の初恋の男と寝てるんですよ。そういうことに後で
ハっとしたりとか。
普段(不断)ホモホモしいホモ話を読んだり書いたりして、ヌルいBLの
エロ描写くらいじゃ鼻毛ほども盛上りません。が、純文学賞も貰っちまう
プロの作家さんの手にかかると「らしきもの」を匂わされるだけで
後々「あれって実は間接チューだよな?」とか気づくだけで
大変にドキドキズキュンものでした・・・
作品気になるお方は、密林なんかでレビューチェックしてみてください。
んな腐った見方してんのがあっしなだけなのが丸わかりですわ(爆)
だが作品お読みになれば、あっしが大間違いでもないのもわかっていただける
筈・・・ちょっとだけ。
幼少期の原体験的ホモシチュっていいよなー
山川だと梶原さんがいるので、ここは一つ山地で幼馴染誰か相手
居らんかいなー。そんな男っぽい性行為書いてみたいーと変な
エンジンかかりました(笑)以前やった唯八さん相手の焼き直しすっかの。
PR